ルーンの魔法のことば [ルーン]
すばらしくよくできた素敵な本です。
各ルーン毎に、奇妙で愛嬌のある妖精のイラストと、呪文のことば(!)と、
その字にまつわる物語が載っています。
ただ単なる占いの本でもなく、神話や伝説の本でもなく、はたまたチープな絵本でもなく。
オールフルカラーで、どのページも美しくて個性的。
妖精のイラストが、いかにも「華奢で可愛らしいフェアリー」ではないところがまた良いです。
といっても、ノームやディズニーの白雪姫に出てくる小人みたいなのでもないのですよ。
むしろ、若干、宇宙人っぽい(??)ような方も多数・・・。
でも、ルーンを人文字でがんばって表現していたり、
ルーンの木札を、頭の上に乗っけていたり、はたまた妙なポーズで掲げていたり、
これがなかなか、いじらしくて可愛いのです。
(訳者あとがきによると、イラストを担当したブライアン・フラウド氏は
「現代を代表する妖精画家」と既に賞されているとのこと。納得。)
物語部分もひとつひとつ読み応えがあるので、
毎晩、家族みんなが寝しずまったあとなんかに、ゆっくり時間をかけて
読み進めていくと良さそうな感じです。
なんか、夢に出てきそうですけど、それはそれで。
(私もまだ途中なので、これからぼちぼち読んでいくつもりです。
各ルーンの解説なども、もしかしたら追記で書くかも。
とりいそぎ、紹介まで。)
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